【MASTIFFS ’21 Last essay#12】

DB#22 佐藤友哉
最後まで向上心を持って成長し続ける

2018年4月、新たな大学生活に期待を膨らませて横浜にやってきました。しかし、内気な私は、サークルなどの新歓の雰囲気に馴染めずにいました。そんななか、MASTIFFS の先輩方は優しく、熱心に声をかけ続けてくれました。「未経験からでも活躍できる」という言葉に惹かれ、練習体験会のときにその場の勢いで入部宣言をしたのを覚えています。

しかし、特別運動が得意というわけでもなく、高校までのんびりと部活動を続けてきた私にとって、MASTIFFS での活動は辛いものでした。これまでの部活動とは打って変わってハードな練習やトレーニングに、何度も逃げ出したいと考えました。
「未経験から活躍するには、優れた運動能力や頭脳が必要なんじゃないか」
活躍し始める同期を見てそう考えるようになり、自分には向いていないと思うようになりました。最初の1年は、モチベーションはないが、部活を辞める勇気もないという理由で部活動を続けていたと思います。

そんな私の心境に変化が訪れたのは2年生の春シーズンです。偶然ではあるものの、試合でインターセプトをしたことがきっかけでした。フィールドやサイドラインでチームメイトが喜んでいる姿を見て、こんな自分でもチームの勝利に貢献できるかもしれない、そう感じたとともに、もっと上手になりたいと思うようになり、向上心を持って練習に取り組むようになりました。

2年生の春を経て前向きに部活動に取り組むようになってからも、もちろん悔しい出来事や辛い出来事はたくさんありました。そんなときに、優しい先輩や頼れる同期が親身になってアドバイスをくれたり、練習に付き合ってくれたりしたおかげで頑張ることができましたし、少しずつ自分の成長を実感することができました。また、目標に向かって直向きに努力している仲間を見て勇気をもらったことは何度もありました。

月日は流れ4年生になりました。入学当初に思い描いていた大学生活とは全く異なる、部活動一色の4年間になりましたが、MASTIFFS でしか過ごせない濃密な時間を過ごせたと思っています。そんな時間も残りわずか。最後まで向上心を持って成長し続け、チームの勝利に貢献したい、そして、共に濃密な時間を過ごしてきた仲間と、『TOP8昇格』という最高の形で悔いなくこの4年間を終えたいと思います。

最後になりますが、日頃からMASTIFFSを応援してくださる皆様に感謝申し上げます。今後もMASTIFFSへの変わらぬご支援•ご声援のほどよろしくお願いします。