【MASTIFFS ’21 Last essay#14】

WR#11 髙橋直記
おんがえし

サークルに入って友達を作りバイトをして旅行に行く。そんな普通の学生生活を送るのだろうと入学前の私は漠然と考えていました。家を探すために初めて来た大学でMASTIFFSの先輩に声をかけられたのがきっかけでイベントに行くようになり、先輩方の人柄や目標に対して妥協を許さない姿勢に惹かれて入部を決めました。
1年生の間はできることが徐々に増えていくのが楽しく、ただがむしゃらに練習をしていました。
2年生になると上級生と同じように複雑なアサインなどを学ぶようになり、試合のなかで遂行し、勝利に貢献できることに大きな喜びを感じていました。しかし、夏頃に膝の怪我をしたことで秋リーグ戦では出場が叶いませんでした。自分がプレーできないことで、熱心に指導していただいた先輩やコーチの期待に応えられないもどかしさを感じました。
シーズンが終わり、3年生として、チームの中心としてさらに成長しなければと意気込んでいた矢先、再び大けがを負ってしまいます。全治8か月と診断されました。練習に参加できず、自分はチームに必要なのか、辞めても何も変わらないのではと思うこともありました。しかし、グラウンドに行くと必死に練習する同期や、自分を頼ってくれる後輩の存在があり、「このチームでTOP8に行きたい。恩返しをしたい。」という思いをさらに強く持つようになりました。
最上級生となり、チームをまとめていく立場になりましたが、まだまだ迷惑をかけてしまうことは多く、励まされることも多々あります。このチームで活動できる時間は残り数か月となってしまいましたが、悔いの残らぬよう一日一日を過ごしていきたいと思います。

最後にはなりますが、日頃からMASTIFFSにご支援・ご声援をくださる皆様に感謝申し上げます。このような状況のなかで試合ができることに感謝し、最後まで誠実に、向上心を持って取り組み、必ず『TOP8昇格』を果たします。
今後とも、ご支援・ご声援のほど、よろしくお願いいたします。