【MASTIFFS’22 Last essay #1】若月陸人  

LB #26 若月陸人

笑顔で締めくくる1年に

(記:2022/09/04)

高校アメフトで体格やテクニックに優れた人間との1on1を経験しているからこそ、大学入学時にMASTIFFSがTOP8のリーグに所属していたなら、恐らく入部していなかっただろうなと思います。
そのため、今年度入部してくれた1年生には、尊敬の意を込めてまず感謝を伝えたいです。

4年生になるにあたって、1年次に思い描いていた姿とは異なっていました。

高校3年生の最後の大会で、神奈川県で絶対王者だった慶應義塾高等学校に奇跡的に下剋上を果たし、日本一レベルの佼成学園高等学校にダブルスコアで負けるなど、なかなか味わえないような経験をしつつ、アメフトには満足したと感じていました。
唯一心残りがあるとすれば
「RBとしてもっとTouchdownがしたかった」
という思いでした。

入部してからは怪我に苦しみました。特に下半身の怪我が短いスパンで訪れ、周りから
「上体のウェイトトレーニングしかしない奴」というレッテルを貼られてから、大好きだった筋トレも次第に嫌いになっていきました。

また3年次にOLにConvertしてからは自分の意志でアメフトをしている感覚は無く、チームの為に自分を殺して後手に周りやるべきことをやる、その気概だけで約5か月間過ごしていました。

そこで訪れた転機がLBへのConvertです。幸いにも高校で守っていたポジションであり、最後のチャンスだと思いながら空白の2年半を埋めるつもりで食らいつきました。同じポジションの先輩から「3年生でこのレベルか」という表情を受けながら行っていたHit練習も、次第に認められるようになったときは本当に嬉しかったです。

順風満帆なアメフトLIFEとは言えない波瀾万丈なものでしたが、唯一自信を持って4年間継続できたと思えるのはスタッフへの感謝です。男子校出身でマネージャーもおらず、相手校のスカウティングや水汲みなど、ほとんど全部自分達でどうにかして行っていた頃とは異なり、グラウンドのみならず組織を大きくしていくことに力を振り絞るスタッフなくしてアメフトに取り組むことは到底できなかったと思いますし、とても尊敬しています。
私が辞めずに続けてここまで来れたのは、スタッフの存在がとても大きいと思っています。

また、部活動のみならず自分のやりたいことを否定せず、支えてくれた両親にも感謝申し上げます。

辛いときに支え合ってきた最高の仲間たちとの残り少ない時間を、悔いの残らぬよう大事に噛み締めて過ごし、勝利を掴み取って笑顔でアメフト人生を終えたいと思います。

最後になりますが、OB・OGの皆様、後援会の皆様、日頃より多大なるご支援・ご声援のほど、誠に有難うございます。今年度は厳しいシーズンとなりますが、スタンドからの燃え尽きることのない熱い声援を今後ともよろしくお願いいたします!