【MASTIFFS’22 Last essay #8】江原正晃

DL#76 江原正晃
申し訳ないで終わらせない
(記:2022/09/07)

私は中学・高校時代、運動部には所属していたものの、部活動以外の時間はアニメ視聴かゲームをしていて、それに加えて学業成績も悪い、無気力な学生でした。しかし、そんな自分に真摯に向き合ってくれた先生に感銘を受け、自分も誰かにいい影響を与えられる教員になりたいという思いを抱くようになり、大学に進学することにしました。


入学当初、大学での勉強がかなり忙しかったこと、先に述べたように自分がかなりのインドア派であったこともあり、アメフト部に限らず体育会に入部するつもりは一切なかったのですが、同じ学科で教職課程を履修しながら真摯に部活に取り組む同期の姿を見て、自分もアメフト部で成長したいと思い、入部をしました。


しかし、自分の意志で入部したのにも関わらず、入部時から今に至るまで、勉強が忙しいことなどを言い訳に部活に真剣に向き合えていませんでした。先輩方にいつも丁寧な指導をしていただいていたことや、同期が必死に部活動に取り組んでいることを思えば、本当に失礼なことをしてしまっていました。そのことに対してとても申し訳ないという気持ちを常に抱えていて、もっともっと頑張らないといけないと感じながらも、日々のタスクをうまく処理できない自分に苛立ってしまうということを繰り返しています。


たしかに、自分は一般的な大学生に比べて部活以外での負担が大きかったかもしれません。今年度も教育実習をはじめとする教職の授業や、研究室等で自由に使える時間は少なかったのは事実です。しかし、そんなことは分かっていて部活動に入ったのだから、言い訳などしていいはずがなかったのです。今も、もっと部活動に真摯に取り組まなかった過去の自分を殴りたい気持ちでいっぱいです。


ですが、過去に戻ることはできません。残された時間はわずかとなりましたが、今度こそ言い訳せず、できる限りのことをして少しでもチームに貢献したいと思います。


最後に、いつもMASTIFFSに多大なるご支援をいただいている、OB・OG、後援会、ファンクラブの皆様、ありがとうございます。これからもご支援よろしくお願いいたします。