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【Last Essay’24 #9】TR 小笠原梨乃

2024 11/19
NEWS
2024年11月19日

【Last Essay’24 #9】TR 小笠原梨乃

「花咲く日まで」

記 2024.11.15

初めに、日頃よりMASTIFFSをご支援いただいている全ての皆様へ、感謝申し上げます。皆様のおかげで、私たちはここまで戦い続けることができました。

いつも私たちのことを気にかけ、温かく見守ってくださるOB・OG、後援会の皆様。練習環境を整えるために尽力してくださった横川さんをはじめ法人、スポンサー企業の皆様。この3年間はチームとして厳しい状況が続きましたが、補食用のお米が届くたび、激励のメッセージをいただくたび、スタンドからの大声援を聴くたび、自分を奮い立たせることができました。

皆様の期待と想いを胸に、必ず1部リーグの座を奪還いたします。どうかこれからも変わらぬご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。

–

2021年4月15日。私はタグラの土を踏み、勢いに任せてあの大合唱を聴いた。子どもの時からずっとプレイヤーとしてスポーツをしてきたため、スタッフという関わり方には全くの無関心だった。アメフトへの興味も、チームへの愛も、スタッフとしての誇りも何も持っていなかったので、1年目はチームや選手のために奔走するスタッフの先輩方を見て憧れを抱きつつ、自分はそんなふうに人を想える人になれるのだろうかと、一抹の不安を覚えていた。

2年目。選手を「支える」といったスタッフらしい心意気にはなれないままだったが、自分にできることは何かを考えて、選手と一緒に「戦える」スタッフになりたい、12人目の選手になろう、そんなことを考えるようになった。それから、練習前に少し早く来てagilityの練習をしたり、condiや食トレを実践してみたり、勝ちに繋がるかどうかは別として、自分なりのやりがいを探し続けた。

–

「何も咲かない寒い日は 下へ下へと根を伸ばせ やがて大きな花が咲く」

TOP8で過ごし、敗戦が続く中、チームの勝利に貢献できるユニットを作るためには何が必要なのかを考えていた時、小3の頃に恩師から教わったこの言葉を思い出した。

どんな状況であれ、選手にとっての「いつも通り」を作ることがトレーナーの仕事だ。だから、目立つことはなく無力に思われる。

しかし、チームの戦績が芳しくない時、担当の選手が怪我をしてしまった時、選手が強くて太い根を張れるように、水をやり肥料を与え、大きくなれ、強くなれと願う。途中で枯れてしまったり、芽が出ないまま腐らせてしまったりして、時にその願いが実を結ばないこともあるが、それでも、いつか芽が出て大きくなり、人々に感動を与えるほどの大きな花が咲くことを信じて、毎日、試行錯誤を繰り返す。

トレーナーは、選手の想いや努力を一番近くで目にできるポジションだ。

極めれば極めるほど夢中になって、自分以外の何かのために泣けるほど一生懸命になれる。そんな唯一のポジションであると気づけた時、はじめてトレーナーという立場を誇らしく思えた。

勝利のためにできること。3年目に辿り着いた結論は、unitの専門性を高めて底上げを図ることだった。いろいろな懸念はあったが、選手の根を伸ばすために、水を撒いてみることにした。わかってはいたが、やはり組織を変えるということは難しく、思うようにいかない日々が続いた。勝利のためにと思って始めたことが、実は勝利を遠ざけてしまっているのではないか。そんなふうに思って自分を責めることも多かった。でも、いつかこの決断は間違っていなかったと思えるように、目の前の選手と、課題と向き合っていくしかなかった。

2023年12月17日。帝京大学との入替戦。

5-10。サイドラインから見たこのスコア、ホイッスルがなった時のあの光景は今日まで一度も忘れたことはない。人生の中で、味わったことのない屈辱だった。帰り道、応援に来てくださった方から「頑張ったね」「また来年頑張ろう」とそんな言葉をいただいて、悔しさと申し訳なさと情けなさと、色々な感情が込み上げた。

チームのためにできること。4年目、後悔と妥協だけはしないように、春から勧誘やfreshmanなどあらゆることに手を出し口を出した。新体制になったTR unitも少しずつ地を固めてきたように思える。昨年から少しずつ身につけてきた知識を活かせる場面が増えてきて、TR個人にもプライドや自信のようなものがついてきたのではないだろうか。一人一人が勝利のためにやりがいを持って動ける組織を作ること、それが私の理想だった。

最後のシーズンに入った。何をするにも「最後の」がつくようになって、ほんの少しだけ、寂しさを感じていたりする。

つい先日、入替戦への出場も決まり、ようやくあの日のスタートラインに戻れたところだ。

ここまでくるのにどれほど多くの壁にぶつかってきただろうか。このエッセイを書きながら、色々な人の顔を思い浮かべる。

どんな時でも前向きに、チームの課題から目を背けず、向き合おうとしてくれた一颯、遼太郎、仁志、好花。

53期のみんなとは、時に喧嘩することはあれどみんながみんな「勝ち」を求めていたから分かり合えた。冬にやった10時間超えの4ミーも今では良い思い出だ。

彩華と珠緒。辛いことばかりの4年間を、一番近くで一緒に乗り越えてきてくれた戦友。ありがとう、どころではない。

京夏、朝海、綸梨、愛梨、優里菜、日南乃、航大、瑞季。互いを受け入れ補い合える、自慢の、最高の後輩たちだ。苦しい思いもたくさんさせてきたと思うが、それでもひたむきなみんなが私を、チームを支えてくれた。この中の誰か1人でも欠けていたら、私はchiefという役職を2年間もやれてはいなかっただろう。

選手のみんな。みんなの血の滲むような努力と報われた時の笑顔を見るのが好きだった。みんなを支えなければならない立場であった私だが、みんなの努力や言葉にたくさん支えてもらっていた。

–

あなたがいたから私はここにいる。

そう思える人に、たくさん出会えた。

だから、勝ちたい。

勝たなきゃいけない、と思う。

残された時間は、あと1ヶ月。

私は、今まで蒔いてきた種を余すことなく、大切に大切に育てようと思う。何百人もの想いをのせて、いつか花咲く、その日まで。

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