経営学部経営学科4年
I.H.さん ポジション:TR(2017年度入学)
Q1.何故後期試験で横国を選んだのでしょうか。
センター試験の得点率から後期の受験校を探しました。浪人して地力はついたので、国公立前期のような記述の二次試験で勝負したいと思いました。特別な対策(小論文や教化を複合させた問題)が要らない、自分の得意な教科で勝負できるor苦手な教化を受けないで済む等の条件を自分で設定して絞り込みました。総合力で勝負しようと2科目の経営学部を受験することにしました。
Q2.どうやって気持ちを切り替えて勉強をしましたか?
正直切り替えられていませんでした(笑)後期試験前々日まで受けるか迷っていました。「どうせ受からないや。」と半ば腐っていましたが高校時代の友達が「お前は実力あるし受かる可能性あるんだから記念でもいいから受けなよ。」と背中を押してくれたのも受験に至った理由です。受験期は出来ないことが多く目につきますが、出来ることを確実にすることも大切だと思います。
Q3.一日の過ごし方を教えてください。
朝は6時30分から7時くらいに起きて学校に行きました。20時くらいまで基本学校や図書館で勉強しました。家に帰ってからは出来なかった問題の解法をパラパラ読んで確認したり、寝る前に暗記系の勉強をしたりしました。私は家ではどうしても勉強ができないタイプだったので必ず外に出るようにしました。
Q4.どのように工夫して勉強していましたか?
当たり前のことかもしれませんがアウトプットを大切にしたら点数が上がりました。単語帳や図表を見ているだけでは、同じ問われ方しかされないため、ぼんやりと覚えてしまいます。紙に書くだけでなく、声に出すことで口や耳でも覚えられる上、眠気も覚めるのでお勧めです。
Q5.モチベーション維持に何をしていましたか?
志望校について調べたり、志望校に進学した先輩にLINEしたりして受験の成功体験や大学の話を聞きました。努力派や自分と同じ境遇の人(僕は部活動に時間を割き、引退後に勉強を頑張る必要があったので同じ部活動や同じくらい忙しい運動部の先輩)に話を聞くようにしました。
Q6.やる気がでない日はどうしていましたか?
無理やり頑張るor無理そうなら早く帰るor遊んでみることです。思い切って遊ぶのは気が引けるかもしれませんが、いつまでもダラダラと集中できないよりは割り切って休み、遊ぶことも大切です。365日毎日10時間近く100%の集中力で勉強することは難しいのでメリハリをつけることも大切です。
Q7.試験当日はどう過ごしましたか?
横国の試験当日は蒲田に住む兄の家に泊まり、そこから試験を受けに行きました。駅から大学が遠く迷ったら怖いと思い、時間に余裕を持って会場に向かいました。特に、前期試験は慣れない関西の土地だったので前日に下見等もしっかりしました。また、試験直前10分前くらいは、開始時間までの待機タイムがあるのですが、緊張をほぐすために浪人してからはその時間にあえて挙手をしてトイレに行くようにしていました。
Q8. センター試験何点でしたか?
センター試験は8割5分超えないくらいだったと思います。
Q9.センター試験に向けてはどのような対策をしていましたか?
苦手な科目はとにかく問題演習等で基礎固めをして、受験日が近づいている科目は過去問やセンター形式の問題を、時間を測って解くのが良いと思います。センターは時間との戦いなので、どれだけ短い時間で問題を処理できるか、時間に追われた状態でどれだけ焦らず解けるか、が重要だと思います。
Q10.後期試験に向けてどのような対策をしていましたか?
国立前期で燃え尽きていたので、あまり勉強する気になれませんでした。横国後期の問題について詳しくありませんが、経営の問題は特に変わった問題はなく、特殊な対策は要らないと思います。周りは遊んでいる友達もいて辛いかもしれませんが、友達や先生も応援してくれているはずです。また国立の方が学費も安いのでここまで一番応援してくれた親のためにも、勉強して受験しましょう。
Q11.私立大学はどこを併願していましたか?
早稲田大学・慶應義塾大学を一般入試で受け、センター利用でMARCHをセンター得点率によって段階を踏んで何校か受けました。私立をたくさん受けると、第1志望の国立の対策の時間が減り、連日の試験で体力的にも厳しくなるデメリットがあります。受験には結構なお金もかかるので、自分の納得の行くスケジュールで私立大学を受験すれば良いと思います。
Q12.試験会場に持っていくべきものはありますか?
いつも使っているものです。直前期は今ある力を100出すことに拘って、試験では文房具なども極力いつも使っているものを使うようにしました。また、チョコなどは試験の合間に食べるとリフレッシュにもなるし、脳の栄養にもなると思い、持っていきました。
Q13.試験が終わり、入学までの間は何をしていましたか?
とにかく遊びました(笑)大学に行くと友達も全国バラバラに散ってしまうのでこれだけ遊べるのは今のうちだ!と思い遊び惚けました。大学生活に向けて買い物をして準備したり、バイトをしたりする人もいました。大学では生協が家探しの相談を行っていたりサークル等の勧誘で、ご飯を無料で奢ってくれたりもするので大学に行くのも良いと思います。
Q14.何故、アメフト部に入ろうと思いましたか?
実際に大学に来るまでは野球かサッカーサークルに入って、遊んで過ごそうと思っていましたが、新勧に行ってからは雰囲気が合わないなとサークル選びに迷っていました。サッカー部も考えましたが、怪我に悩まされていたため、部活動は難しいかなと思っていました。そんな時アメフト部の熱心な勧誘に出合いました。アメフト部の人たちとなら密度の濃い4年間を過ごせ、毎日目標に向かって充実した日々を過ごせると思い、入部を決めました。環境の整った私立大学と戦い、限られた時間・環境・人材でも工夫と努力で勝負していくMASTIFFSの姿が、自分の高校時代と重なるものがあり、そうした中で着実に結果を残していることに憧れたことも入部の決め手です。
Q15.何故、トレーナーを選んだのでしょうか。
私は高校時代まで怪我に苦しみ、その時に手を差し伸べてくれた人たちにとても救われました。理学療法士等にも興味があったので選手ではなく今度はトレーナーとして、怪我で苦しむ選手のために頑張りたいと思い、トレーナーを選びました。
Q16.大学生活はどうですか?
とにかく自由です(笑)大学生活は人生の夏休みといわれるように、一番時間と体力と活力に溢れた時期であると思います。私も休みの日には一人で四国の島やその日に思い立って福島に旅行に行きました。楽しく自由な生活が待っているので、苦しいかもしれませんが残りの受験生生活を頑張って欲しいです。
Q17.受験生に向けてメッセージ
自分は高校2年生の頃、「横国って後期の合格者の枠たくさんあるから、東大東工一橋とかに落ちた優秀な関東の学生集められるじゃん、賢いなぁ」と他人事のように言っていたことを覚えています。現役浪人時代通じて横国を第1志望にしたこともそうですし、まさか自分が横国に、しかもその後期試験で入学することになるなんて思ってもみませんでした。人事を尽くして出た結果にはどんな結果であれ、きっと後悔が少ないはずです。最後の最後まで諦めずに努力すれば結果はついてくると思います。