【MASTIFFS ’20 Last essay#3】

RB#34 谷口智洋
『熱く戦い、熱くやりきる』姿を画面越しでも伝えられるような熱量で。

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今年度は昇降格のない特別なシーズンとなりました。私たちが目標として掲げた『TOP8昇格』を果たすことはできません。しかし、新たに『BIG8優勝』という目標を掲げました。このような状況でもアメフトを続けられること、勝ちを目指せる環境にあることに感謝しています。ご支援を賜りました後援会、OB・OGの皆様や、秋リーグ戦の開催に当たりご尽力いただいたすべての方々に心から御礼申し上げます。
思えば、1年時は魅力的な4年生に憧れて入部を決め、のびのびとアメフトを楽しんでいました。あれほど強かった4年生がチャレンジマッチに敗れて泣いている姿を見て、「必ず日本体育大学に勝って、TOP8に昇格したい」と強く思いました。
2年時はスキル不足のため、試合に出て活躍することはできませんでした。しかし、コーチの方々のご指導により、アメフトの基礎となるFundamentalの能力を確実に鍛えることができました。Hitはその後自分の武器にすることができ、自信へと繋がりました。
3年生では、試合にも出ることができました。BIG8の相手にも当たり負けしない選手になれたことで、試合を楽しむこともできるようになりました。しかし、シーズンの途中で試合で怪我をし、現在TOP8で戦う桜美林大学や日本大学との試合には出ることができず、悔しい思いをしました。
そして4年目。2月にFundamentalの練習に取り組んでいる最中、新型コロナの影響により、練習をすることができなくなってしまいました。自粛期間は、今まで当たり前のようにしていた練習ができなくなったことで、とてもネガティブになりました。そんななか、同期やコーチの方々からアドバイスをもらい、今自分にできることをやろうと思えるようになりました。
練習ができるようになった今、勝ちを目指せる環境にあることに感謝し、スローガンに掲げた『熱く戦い、熱くやりきる』姿を画面越しでも伝えられるような熱量で、一戦一戦戦います。今年度も変わらぬご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。