【MASTIFFS’20 Last essay#16】


OL#58 小林隼人
『主役になれなければ、名脇役になればいい。』
この言葉に救われた。

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1年生の春、華やかな大学生活を夢見て横浜にやってきました。

 

「大学生って合コンとかサークルでかわいい女の子とおしゃれな場所で遊べるんだろうな。」そう思っていました。

 

しかし、今毎日のように会っているのはかわいい女の子ではなくゴリゴリの男の子で、場所はおしゃれとは無縁の多目的グラウンド。今でも時々、22歳の大人が泥だらけになって何をしているのだろうと思うことがあります。4年間を振り返ってみてもうまくいかなかったこと、悔しい思いをしたことだらけですし、大学生活もっと遊びたかったなとも思います。ですが、MASTIFFSに入ったことは全く後悔していません。

 

入部当初は、部活をやる以上「試合で活躍して注目を浴びたい。」「チームの主役級の選手になりたい。」と思っていました。そのため、ディフェンスの司令塔であるLBを選択し、練習を始めました。しかし、不器用な自分はなかなか成長できず、さらには怪我も繰り返し、同期からは置いていかれる一方でした。これではこのチームで活躍するなんて絶対無理だ。このチームにいても迷惑をかけるだけでチームに必要ない。そう思い、気持ちが折れてしまって部活を辞めることを本気で考えた時期がありました。

 

そんな腐っていた時に、同期が家まで来て引き留めてくれ、先輩から励ましのLINEをもらいました。こんな自分を「チームに必要だ。」と言ってくれた仲間の期待に応えるために頑張るしかないと、気持ちを入れ替えることができました。その時からとにかくこのチームに貢献したいと思えるようになり、チーム状況を考え、OLに転向することを決意しました。

 

その決断をしてからは、とんとん拍子に・・・とはいかずOLでも悔しい思いをたくさんしました。ですが、優しい先輩や頼れる同期が自分を気にかけてアドバイスをくれたり、練習に付き合ってくれたりしたおかげで、落ち込む暇があるなら練習しようと、前向きに取り組むことができましたし、少しずつではありますが、成長を実感することができました。

 

自分を支えてくれ、成長させてくれた仲間たちと力を合わせ、試合を制した時の気持ちよさは一生忘れることはないと思います。この経験ができただけでもMASTIFFSに入って正解でした。とにかく周りの人に恵まれた4年間。改めて振り返ると僕の大学生活はそんな4年間でした。辛く、苦しい時を乗り越えてこられたのは間違いなく仲間の存在があったからです。そんな僕の4年間も残りわずかですが、このチームに感謝の気持ちを持って残りの試合も勝ちにいきます。

 

最後になりますが、この言葉を後輩達に送りたいと思います。

 

「主役になれなければ、名脇役になればいい」流音弥(作家)

 

うまくいかなくて腐っているときに、僕はこの言葉と出会いました。たとえ目立った活躍はできなくても重要な役割はあるのだと非常に感銘を受け、涙と鼻水がこぼれ落ちたのを覚えています。OLというポジションは、主役になることがほぼありません。しかし、OLはほとんどのプレーで重要な役割を果たし、アメフトにおいて欠かせないポジションです。素晴らしい映画には必ず名脇役が存在するのと同じように、強いチームには必ず頼れるOLユニットが存在します。OLはとてもやりがいのあるポジションです。つまり何が言いたいかというと、皆さん、OLへのコンバート待っています。