【MASTIFFS ’20 Last essay#19】

MG 小関ラヤ
人生のなかで最も楽しみ、悩み、充実した4年間だった

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MASTIFFSでの4年間を振り返ると、これまでの人生のなかで、こんなにも楽しみ、悩み、充実した日々を送ったことはありませんでした。

 

高校時代、小学校から続けていた水泳を、勉強を理由に逃げるように辞めました。どこかで不完全燃焼のようなものを感じていたのか、大学生になったときに「大学では何か一つのことをやりきりたい。」と思うようになりました。先輩方の熱意と、マネージャーの多岐にわたる仕事内容に惹かれ、アメフト部で4年間頑張りたいと心に決めて入部しました。

 

アメフト部の一員としての活動は、毎日が学ぶことばかりでした。アメフトそのものについてはもちろん、マネージャーとして必要な正しい言葉の使い方、目上の方への接し方、報告・連絡・相談の大切さ、魅力的な広報思案など。毎日の仕事をミスなく遂行するだけでなく、その時々の企画も並行することは、目まぐるしくも、刺激的で楽しい日々でした。海外生活も長く、それまで悠々自適に生きてきた私は、先輩方の手を煩わせることも多かったのではないかと振り返って思います。生意気だったであろう私を見放さず、丁寧に温かくご指導くださった先輩方には感謝が尽きません。

 

前に進み続けるチームに追いていかれないよう必死に過ごし、気付けば最終学年になりました。今後のチームに繋がる何かを残したいと意気込んで迎えた4年目は、悔しさと反省の連続でした。未曾有の事態への対応が求められるなか、自分の自信のなさや実力不足ゆえに思い描いたように仕事をこなせず、責任に押し潰されて心が折れた日もありました。全てを投げ出したいと思ったことも数え切れません。

 

しかし、どんなに沈むことがあっても、最後まで絶対にやり遂げようと立ち直れたのは、周りからのサポートがあったからです。

 

憧れの存在で偉大な先輩。優しく頼もしい同期。慕ってくれる可愛い後輩。どんな状況でもチームの最善を考えご指導くださるコーチ。そして、今年の状況を気遣いながら、温かいご支援・ご声援をくださるOB・OG会、後援会の方々。皆様から日頃頂く激励のお言葉に何度救われたか分かりません。皆様のご支援がチームだけでなく私自身の支えになり、そのおかげで最後まで走り続けることができました。

 

「MASTIFFSは人がいい」

チーム内の誰もがそう言ってくれる、そんなチームに所属できたことが誇らしく、自分もその一員となれたことが嬉しかったです。このチームの一員として、様々なことを経験させていただいたことは一生の財産です。勝利を挙げた喜びと高揚感も、結果に繋がらなかったもどかしさと悔しさも、戻りたくなるほどかけがえのない瞬間で、大切な思い出です。改めて、私たちの活動にご協力くださった皆様に御礼を申し上げます。

 

今後も、MASTIFFSは上を目指し、果敢に戦い続けてまいります。今後とも温かいご支援・ご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。