【MASTIFFS ’21 Last essay#9】

RB#27 蓮中駿也
かけがえのない財産

この文章を書くにあたって4年間を振り返ると、一つひとつのことが鮮明に頭の中に浮かんできました。決して順風満帆な大学生活ではなかったですが、大学入学時アメフト部に入部することを決意した新入生の私を思いっきり褒め倒したいほど充実した4年間でした。

ひねくれ者の私は上級生から声をかけられるのが嫌で、当時最も廃れていた北門から学科交流会に向かいました。そこで唯一声をかけられたのがアメフト部の先輩である大類さんでした。声をかけてくださったものの話題が広がらず「新入生の私がなんで話題を広げる努力をしなければいけないのか」と思ったことを覚えています。やはり私はひねくれていました。

入部当初ポジションを決める際に先輩に相談するとRBのポジションを勧められました。今まで私はサッカーでCBをしてきて「最後の砦」という観点で最も似ているポジションと教わりました。見事騙されました。そこからRBの練習をするうちにコーチから「RBはチームの魂であるボールを託されるポジション」と教わりました。それからはRBというポジションに強い誇りをもって臨むようになりました。

2年生の春には4年生の先輩に今年のウィークポイントはRBだと言われました。この発言がたまらなく悔しくて、今年度最も活躍したのがRBだったと言われるぐらい成長してやると意気込んで春シーズンを迎えました。

しかし膝を怪我してしまい、私一人、活躍することなく春シーズンを終えました。秋シーズンになるとポジション転向を告げられ、一か月ほど別のポジションを練習しました。RBというポジションを剝奪され、新しく覚えないといけないことが増え、練習で上手くいかないことばかりであった私は退部を考え、部活を休みました。ここで留まれた理由は主に3つあります。
1つ目は仲間の存在です。他の皆も書いているので割愛しますが、仲間と今まで通り関われなくなるのは嫌でした。
2つ目は入部を決断した私自身に負ける気がしたためです。やはり1度頑張ると決めたからには卒業するまで頑張らないと何も残らないと思いました。
3つ目は勝利の喜びを知ってしまったためです(かっこいい)。

チームが勝利したとき、活躍できたとき、仲間が駆け寄ってくる。この瞬間がたまりません。この1年間はとてもきつく、共に乗り越えたRBの仲間達は私にとってかけがえのない財産となっており、社会人になってからも共に笑いあっていきたいです。
今年度のOffenseはまだまだ未熟でありいつも応援してくださるOBOG・後援会の方々を不安にさせてしまっているかもしれませんが、今年の#70は去年までの#70と違います。今年こそ彼の背中めがけて走り、「#70の背中をめがけて走れば間違いない」と後輩に伝承していきたいと思います。

最後になりますが、日頃よりMASTIFFSを応援してくださる皆様に感謝申し上げます。現在、新型コロナの影響で制限の多いなか、私たちが今年度の目標である『TOP8昇格』に向かってフットボールに打ち込めるのは皆様からのご声援・ご支援のおかげだと日々実感しております。変則的なシーズンではありますが、私たちの目標は変わりません。これまでのご声援・ご支援に『TOP8昇格』という形で恩返ししたいと考えております。今後もMASTIFFSへの変わらぬご声援・ご支援をよろしくお願い申し上げます。