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【Last Essay’25 #12】TE#0 篠原星龍

2025 11/17
LastEssay NEWS
2025年11月17日

「最後までみんなと一緒にいたい」
記 2025.11.14

4年間の想いを綴りましたので、長くはなりますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

私はみんなが憧れた東京ドームでも、2部降格が決まった帝京戦でも、フィールドに立っていなかった。だからその時の話をみんながしてても私はわからない。今になって思う、あの時、最後までみんなと一緒にいたかった。

あの頃の自分には、アメフトを続ける明確な理由なんてなかった。でも、今ならはっきりと言える。

私がアメフトをする理由は、大学生活4年間、アメフトという一つのことをやり切り、試合終了のホイッスルが鳴るその瞬間まで——

「最後までみんなと一緒にいたいから」

4年間一つの事をやり切りたい、その思いから私はMASTIFFSに入部した。今までの人生で最後までやり切ったと胸を張って言えることはなかった。そんな自分に終止符を打つべく、MASTIFFSの門を叩いた。

入部当初は、初めてやるアメフトが楽しくて仕方なく、もっと上手くなりたい、早く試合に出たいと強く思った。しかし、アメフトを知れば知るほど、4年生や歴代TEの先輩方との差を痛感し、それに自分勝手に苦しんだ。

結局、私が東京ドームのフィールドに立つ事はなかった。

今になって思う。あの時の4年生ともっとアメフトをしたかった。一緒に試合に出たかった、と。

2年生になってからは、試合に出ることも増え、徐々にアメフトで「自分が活躍する」楽しさを知った。それでも、自分に打ち勝つことができず、秋シーズンの途中から帝京大学戦まで私は再びフィールドに立てなかった。2部降格の瞬間、私はフィールドにいなかった。

3年生になり、同期や先輩のおかげで、もう一度アメフトをやることになった。3度目の正直。次こそは、秋シーズンの試合を全て出ようと誓った。怪我がちな体を酷使しながらも、なんとか入替戦まで8戦全てに出場した。当時の4年生には甘えてばかりだった。

4年生になり、最後のシーズンが始まった。しかし、私にはその実感が湧かず、まだ3年生の気分のままだった。それでも、秋初戦が近づく頃には、ようやく4年の自覚も芽生え、同期・後輩を含め、このチームで勝ちたいと強く思うようになった。しかし、初戦の国士舘戦にて、怪我を負ってしまい、チームも負けた。自分の不甲斐無さに、悔しさに、胸が張り裂けそうになり、試合中なのに涙が止まらなくなった。

悔しかった。

でも、試合で勝利するその瞬間まで「最後までみんなと一緒にいたい」から、駒澤戦での復帰を決めた。そして4年間で初めて駒澤に勝った。このチームで勝てたことがこの上なく嬉しく、「チームで勝つ」楽しさを知った。あの瞬間は、あの興奮は、今でも忘れられない。

残された試合もあと僅か。

次こそ、私はチームの命運が決まるその瞬間まで——「最後までみんなと一緒にいたい」

後輩へ

今まで一緒にアメフトをやってきてくれてありがとう。みんながいなければ、ここまでくる事はできなかった。本当に本当に感謝しかない。腹の立つこともあったろうし、嫌なことも多かったと思う。それでも、ついてきてくれてありがとう。心から感謝してます。

アメフトという一つの事をやり切る事はしんどいと思う、苦しいと思う。もっとバイトしたいしサークルにも行きたい、隣の芝が青く見えるかも知れない。それでも、最後になればわかる、今みんながいる芝は隣の芝よりももっと青いよ。

同期へ

1番感謝してる。みんな一人一人にリスペクトを持ってる。ぶつかり合うことも多く、問題が絶えない代だったと思う。それでも、最後はみんなで笑って終わりたい。みんなで4年間やり切ったと言って終わりたい。後悔ないよう、次の世代に託して終わりたい。

「最後までみんなと一緒にいたい」

両親へ

怪我が多いからとアメフト部に入ることに反対していたけど、最後は背中を押して、私のやりたい事をさしてくれてありがとう。本当に。

引退したら、社会人になったらめちゃくちゃ親孝行します。

最後になりますが、OB・OG・後援会の皆様、スポンサーの皆様、私たちが常にアメフトに専念できる環境を創っていただきありがとうございます。残りの試合、チーム全員で勝ち続けますので、よろしくお願い致します。

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