
「想」
記.2025.11.20
1年目の春、アメフトは純粋に楽しかった。慣れないことも多く大変ではあったが、先輩方やコーチの方々のおかげで伸び伸びと練習できていた。
秋リーグ戦ではスタメンとして試合に出させてもらった。TOP8のDLはビビるくらい強かったが、負けて元々と割り切って思い切りプレーできたのは、今思えば良い経験だったと思う。
2年のリーグ戦、”秋全勝”を信じて挑んだが初めてのBIG8は甘くなかった。自分のせいでプレーが壊れて負けることもあった。フィールドに立ちプレーする責任を重く意識するようになり、ミスしないようにと守ったプレーをするようになっていった。
そんな中迎えた入替戦、「2部のチーム相手に負けるはずがない」と甘い考えを持っていた自分は対面の強さに圧倒された。手も足も出なかった。試合の最後、サイドラインから相手がハドルを組んで試合が終わるまでのカウントダウンをするのを見ているとき、後悔と自責の念で押しつぶされそうになっていた。
3年では、春にした怪我のせいで秋リーグ途中まで出ることができず、1年生の春ぶりにサイドラインから試合を観ていた。チームの勝敗をフィールドに立つ11人に託すことしかできない自分が不甲斐なくて、素直に喜んだり悔しがったりできなかった。
復帰戦では思うように戦えず課題が多く残った。だがフィールドに立って戦えることは何よりも嬉しかった。
BIG8との入替戦。個人的にはまだ未熟な部分も多い試合だったが、勝利の瞬間ビクトリーフラワーを咲かせて終わるあの瞬間の高揚感、皆で喜ぶ一体感は忘れられない。
4年目はあっという間だった。頼もしい後輩達と愉快な同期に支えられてここまでやってこれた。
次が最後の試合になるかもしれない。MASTIFFSの一員としてフィールドに立てる残り限られた時間を思い切り楽しもうと思う。